品質に対する取り組み
品質マネジメント
当社は品質マネジメントを重視し、2011年より全社的な業務プロセスの確立と実践に取り組んできました。
この取り組みにより、プロジェクトマネジメントの強化やプロセスの可視化など、サービス価値の向上やプロジェクト運営の安定化につながる改善を進めています。
また、過去の事例を織り込んだ具体的なプロセス改善を行うことで、より良いサービス提供を目指し、全社的な活動を展開しています。
そして品質マネジメントに関する社員の教育や意識改革、品質管理システムの改善を継続することで、組織としての成熟度を高めていく計画を推進しています。
当社は、品質マネジメントを通じて、より良いサービス提供やプロジェクト運営の安定化を目指し、今後も積極的な取り組みを続けていきます。
品質に対する考え方
エスエムアイにおける品質とは、製品やサービスがお客様の要求を満たす度合いのことを指します。
提供する製品やサービスの機能や特性が、規格や仕様書、契約条件等で明示された品質水準を満たし、また、取引が継続する期間 及び製品が使用される期間中(保証期間)においてもその品質が維持されることと定義します。
お客様に満足していただくには、製品やサービスがお客様の要求や使用目的を満たすためにどれだけ適切かを表す「設計品質」と、実際に製品を製造する段階での品質を表す「製造品質」の両方が高い必要があります。
エスエムアイの設計品質
- ・お客様が満足する性能・機能・安全性・デザイン等を具体的に把握することに努め明確に定義します。また、これらを達成するために、「製品仕様の策定」「要求事項の定義」「図面の策定」を行います。
- ・製品設計のプロセスにおいて、品質改善を目的とした設計変更の検討や、製品の信頼性・耐久性を向上させるための技術や材料の導入について検討し、製造現場との調整及び協議を図ります。
エスエムアイの製造品質
- ・設計品質に基づいて、製品を製造するための品質管理を行います。エスエムアイは自社での生産設備を有していないため、パートナー企業とのコミュニケーションにおいて製品仕様、安全規格などを要求事項を明確にし、製品がお客様の要求を満たす品質水準を満たすことができるよう、品質方針を策定し実践しています。
- ・独自の工場監査方針を策定し「品質管理」「品質改善」「法規遵守」「顧客満足度の向上」を目指しています。
方針とプロセス
品質方針
- ・この品質方針を達成するために品質目標を定め、その達成を図る活動を行います。
- ・顧客満足の向上を目指し、要求事項への適合及び品質マネジメントシステムの有効性の継続的な改善を行います。
- ・当社の従業員全員は品質管理についての各役割及び責任を自覚し、これをともに実行するものとします。
品質プロセス
管理体制
文書管理
文書の保管期間は以下のように定めています。
製造管理
- 入荷検査
- 受注に対して入荷した製品の製品名、数量が正しいか確認しています。問題ない場合は自社作成製品ラベルを貼り付けます。
- 受入検査
- 入荷した製品が正しいのもであるか確認しています。
(コード長さ、コネクタ寸法・形状、ラベル印字内容、写真撮り)外観検査・通電検査を検査マニュアルに基づいて確認しています。
- 出荷検査
- 出荷する製品の製品名、数量、箱数を再度確認を実施し問題なければ出荷します。
計測器管理
計測器は下記の手順で実施しています。
教育体制
教育
社内・外注で受入検査実施する際に検査マニュアルを用いて教育を実施しています。その後力量についてもチェックしています。